2010/09/14

マイケル・ジャクソンがおもしろいので『パープルレイン』にたどり着けなかった

さっきまでものすごい雷だったのに、あっという間に静けさが・・・
雷、面白いのにな。

あの・・・ブログを書いていて思うのですが、
こんな頭の中で、よく毎日普通の生活を送れるなあと思います。
自分で。

これでも日常のことを書いています。
歩いていても運転していても仕事をしていても頭の中で、違う風景をみているんですね・・・

映画はフィクションですよ。

本当なら、現実に起きていることで、もっともっと経験を深めていけなければならないのです。

きちんと向き合えない自分に、みんなと同じにできない自分に、
非常に引け目というか、不安というか、ネガティブな感じを覚えます・・・・。

今日は、月曜だし。

そんなときに私が勇気づけられるのが、プリンス。


私が初めてスティーヴィーやマイケルを聴いたとき、明らかに天才だと思いました。

雑音のない美しい声、のびやかで、自由。
天使たちの、超人たちの歌声ですよ。
ビル・エヴァンスのピアノみたいだと思いましたよ。
ええのう、ええのう、
こんな風に歌えたらきもちいだろうなあ・・・と。


で、どうよ、プリンス。
うた、うまくないじゃん?

というわけで、『パープル・レイン』(1984)を観ましたw


 もちろんリアルタイムに見たわけでも、
子供時代見た記憶もなく
突然観ました。

あのね、ほんっと眠れないんだってw

DVDなんて見てる暇、普通の人ってあまりないと思うけど、
勉強や読書とちふがって流しとけばいいんだから、みちゃうの。

どうせ面白映画かと思ったら、実は良いんですよ。

名曲パープルレインをこの映画で聞くと
もっともっと味わい深くなるんですね。

プリンスって単純に、「もっとみたくなる」でしょ?


私はライブやPVのDVDも好きなのでよく見るのですが、
レビューとか全然読まないで買っちゃうので、これも映画と知らずに持っていました。



PVにストーリーとダンスを取り入れることに非常に成功したことで有名なのは、
マイケル・ジャクソンですね。

プリンスもマイケルも同世代ですが、私が子供のころに何度もテレビで偶然
PVをみたりしたのはマイケルでした。

ディズニーランドでリアルタイムにキャプテンEOを観ていたので、
ほんっとーにフィクションの人だと思っていました。

そのころにマイケルのライブに行ったりしてリアルなファンだった人とは
違う感覚で彼を知っていたのだと思うんですね。

子供のころに見てて良かった、って本当に思います。

今の映画も、子供の脳で見たらきっと違う記憶になっていくのだと思います。



ウォレスとグルミットみたいな
ねんどがぐにぐに動くPVが
非常に非常に子供の私の頭に焼きついていました。

『Speed Demon』って曲のPVなので、
ググれば絶対誰かが動画をあげてくださっているので、
ぜひご覧いただきたい。
←これ、
『キャプテンEO』よりも、もっともっと違和感があって、子供の頃の頭の中みたいな、不思議な映像です。





大人になってからこれに出会ってもダメだったと思います。


こういう観念的な映像ってどうしたら作れるんですかね?
夢の雰囲気って感覚で残っていても、内容を思い出せなくて説明できないでしょ?

これと同じころ、アメリカのCMでレーズンをよく見かけましたw


カリフォルニア・レーズンと同じ人がPV作ったのかなあ・・・?

このレーズンもさあ・・・・

なんなのこのジェムズブラウンみたいなレーズンw


普通に夢に出てきて怖かったよ。




実写のなかにアニメというのは、子供の脳にとてものこるんですね。

 昨日ゼメキス監督のBack to the Futureのことを書きましたが
彼の作品にもアニメと実写の不思議な映画がございまして、
『ロジャーラビット』という作品です。

これはね、古き良きって感じでいいですよ~
探偵とか、美女とか、ねw

この映画は東京ディズニーランドのToonTownの車のアトラクションになっていて、びっくりしましたよw






このころ、マイケル・ジョーダンとバックスバニーをはじめ
LoonyToonsが共演した、似たような作りの『Space JAM』って
映画がありましたが・・・

あれはなぜか、アニメの違和感が醸し出す、
夢を見ているかのような不思議な雰囲気はなかったですね・・・。
この映画で使われたマイコーの『JAM!』って曲は、
スーパーボールのライブのやつを観て、すごく感激しました。


そうそうそれで、マイコーは『MoonWalker』というとんでもない映画を製作しています。


 この映画の中の『SmoothCriminal』はものすごーーくかっこいいですね。

が・・・・

PVをくっつけるために無理やり話を考えたんじゃないのって感じの、
救いようのない長編です。



一応ストーリーがございます。
マ イコーは子供を助けるために、ロボットになって敵をやっつけちゃったりするんですよ。はっはっは。

で、当時「Moon Walker」っていうゲームもあったらしく、
必殺技はダンス。
マイコーが踊ると皆がそろって踊りだし、「ぽぅ!」でたおれる。
←わはははは




映画みたいにちゃんとロボットに変身だってしちゃうんですね
映画としては本当にひどいですよw

で、マイコーがこんなことしてる間にw


パープルレインしていたのが、プリンス。

プリンスはのちにD'AngeloやAlicia Keysなど、
90年代本格派NeoSoulのミュージシャンたちからもっとも尊敬されるのは、歌がうまいからじゃないんです。
プリンスが持っているのは、何なのか・・・?
感性的にわかる映画が、パープルレインです。

あ、そうだー、Maxwellは復帰したけど、D'Angeloはどうなってるのでしょうか?

なんか、マイコーのでいで話がそれすぎて時間がかかりすぎたので、
パープルレインはまた明日にしよう。

雷が止まっちゃったので、ゆっくりお風呂に入ってストレッチして、
お酒でも飲んで、寝る努力をしよう♪

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